島根県立こころの医療センター

病院について

施設紹介

施設概要

診療開始年月日 昭和44年8月25日
開設者名 島根県病院事業管理者 山口 修平
病院長名 挾間 玄以
標榜科 精神科、神経内科、心療内科
病床数 224床(うち児童思春期ユニット26床)
1日平均外来患者数 102人(令和4年度実績)
1日平均入院患者数 158人(令和4年度実績)
敷地面積 43,142平方メートル
延床面積 病院本体17,074平方メートル
若松分校868平方メートル

研修・認定施設一覧

  1. 精神科救急医療施設、精神保健福祉法応急入院指定病院
  2. 障害者自立支援法指定自立支援医療機関(精神通院医療)
  3. 心神喪失者等医療観察法指定通院医療機関
  4. 心神喪失者等医療観察法指定入院医療機関
  5. 指定難病医療機関
  6. 生活保護法指定医療機関
  7. 感染症予防法結核指定医療機関
  8. 原爆被爆者援護法被爆者一般疾病医療機関
  9. 日本精神神経学会精神科専門医制度研修施設
  10. 臨床研修協力施設
    (臨床研修病院群名鳥取大学医学部付属病院)
    (島根県立中央病院の臨床研修協力施設)
  11. 地域医療病院実習協力医療機関
    (島根大学医学部)

当センターの特徴

当センターは、公立の精神科病院として、昭和44年の開設以来、地域での精神科医療の中心的役割を果たしてきましたが、平成20年2月の新築移転を機に、精神科救急や専門外来の機能を強化しています。

特徴として、精神科救急・急性期治療、児童思春期の外来・入院治療、総合リハビリテーション機能などの充実が挙げられます。また、地域における精神保健医療福祉サービスなどとの連携もさらに密にすることをめざしています。

外来治療

広く精神科疾患の診療を行っています。他精神科医療機関からの紹介も多く、診断・治療に留まらず、社会復帰を志向した診療を展開しています。一般外来と児童思春期外来を分けていることも特徴です。
外来患者数は1日平均約108人(一般外来91名、児童思春期外来17名)です。

外来では、患者さんやご家族が安心して診療が受けられるための支援を行っています。患者さんの地域生活を支えるため、看護相談や訪問看護を行い、病棟や地域との連携を図っています。

入院治療

5つの病棟(リハビリ病棟、リハビリ病棟、集中治療病棟、多機能病棟、若松病棟)で、さまざまな精神疾患患者様への医療をおこなっています。
入院中は、医師による診察、薬物療法に加え、看護、心理療法、リハビリ、検査、薬剤指導、医療相談 栄養相談などをおこないます。
安心、安全の保障をしながら、病気に対する知識や対処方法の獲得への支援のほか、退院後の生活へ向けた各種相談など、症状の緩和と安定に向けて多職種が協力して回復を目指します。

地域との連携

デイケア、精神科作業療法、訪問看護等を通じ、QOLの向上や社会復帰を促進し、精神保健福祉士の関与により、関係機関との円滑な連携を図っています。

医師サポート体制

  • 精神保健指定医資格取得の支援、実績があります。
  • 児童思春期病棟(26床)があり、多数の症例が経験できます。
  • 子育てしながら仕事をできるよう産休・育休の取得、時間短縮等配慮しています。
  • 診察に専念できるよう事務補助を行う医療クラークを配置しています。