院外処方について
当院のお薬は、原則、院外の薬局で受け取っていただきます。お薬を受け取っていただくまでの流れは、次のようになります。
診察後、医師が「院外処方せん」を発行します。
会計窓口では、薬以外の診療費をお支払いいただきます。
「院外処方せん」をお渡しします。
(患者様のご希望があれば、薬の受け取りを希望される薬局にFAXを送ります。)
院外の薬局に、「院外処方せん」をお渡しください。
薬代を支払い、お薬をもらってください。
院外処方は
- お薬について、詳しくていねいに聞くことができます。
- 患者さん一人一人の「薬の管理簿」を付けることにより、複数の医療機関を受診した場合などでも、同じような薬が重なっていないかどうかチェックできます。
- 副作用の有無や他の薬との飲み合わせなどをチェックしてもらうことにより、患者さんにとって最良の薬物療法を受けることができます。
- 調剤薬局であれば、その営業時間内で都合の良い時間に薬を受け取ることができます。
(ただし、自立支援医療受給者証をお持ちの方は、原則、事前に届け出た薬局での受け取りとなります。詳しくは「自立支援医療受給者証をお持ちの方へ」をご覧ください。) - 院外処方せんの有効期限は交付日から4日以内です。(土曜日曜や祝日を含みます。)
自立支援医療受給者証をお持ちの方へ
- 自立支援医療受給者証をお持ちの方は、お薬をもらう薬局を市町村役場へ届ける必要があります。
- 届出以外の薬局で薬をもらうと1割負担になりません。
詳しくは、当院総合受付または医療相談窓口へお尋ねください。
院外処方に関するQ&A
- 「院外処方せん」とは、何ですか?
- 院外の薬局で、お薬をもらうときに必要なものです。
あなたに処方されたお薬の名前や飲み方などが書いてあります。 - 病院のどこで院外処方せんをもらうのですか?
- 診察終了後、医師が院外処方せんを発行します。
会計窓口で、今まで通り支払を済ますと院外処方せんがもらえます。 - 医療費の支払いはどうなりますか?
- 病院では、診察代のみを支払います。
お薬代は、薬を受け取る院外の薬局で支払います。 - 「院外処方せん」のメリットはなんですか?
- 院外の薬局で、お薬について、詳しくていねいに聞くことができ、副作用の有無や他の薬との飲み合わせなどをチェックしてもらうことにより、患者さんにとって最良の薬物療法を受けることができます。
- どこの薬局へ行けば良いのですか?
- 「処方せん受付」「保険薬局」「調剤薬局」などの表示がある薬局であれば、どこでももらえます。
ただし、「自立支援医療受給者証」をお持ちの患者さんは、予め薬を受け取る薬局(指定薬局)を市役所(町役場)に届けておく必要があります。
届け出以外の薬局で薬をもらうと、薬局の窓口でお支払いいただく医療費の負担が増えます。
あなたの好きな薬局を「かかりつけ薬局」にしましょう。 - 薬は、当日中でないともらえないのですか?
- 原則として、院外処方せんの交付日から4日以内(土曜日曜や祝日を含む)でしたら薬を受け取ることができます。
4日を過ぎると交付された院外処方せんが無効となり、薬がもらえません。
再度、病院に受診して処方せんを発行してもらう必要があります。なお、処方せんの再発行は、健康保険が適用されず全額自己負担となりますのでご注意ください。 - 院外処方せんは、本人がもっていかなければならないのですか?
- いいえ。
院外処方せんがあれば、ご本人でなくても薬はもらえます。
ご家族の方が処方せんを持っていき、薬を受け取ることもできます。