病棟紹介
病棟別看護の機能や特徴は以下のとおりです。
※印は、施設基準で満たすべき割合を示しています。(患者数:看護職員の平均配置数)
リハビリⅠ病棟
【看護配置15:1※】 4床室4室、個室4室、観察個室4室
24床(閉鎖病棟)
症状が比較的安定し、回復期および社会復帰を目指す患者さんが対象です。少人数のユニットを活かし、個別ケアを充実させています。患者さんの強みに注目し、患者さんと共にクライシスプランの作成、セルフモニタリングを実施し、安定した地域生活への支援を行っています。
医療観察法ユニット
【看護配置1.3:1】 個室8室
8床
医療観察法に基づき、重大な他害行為を起こした対象者に対し、MDT(多職種チーム)で社会復帰と再他害防止を目標に医療を提供しています。社会復帰に向けて一人ひとりに合わせたプログラムを実施し、退院への調整を行っています。
リハビリⅡ病棟
【看護配置15:1※】 4床室9室、個室11室、観察個室3室
50床(閉鎖病棟)
症状が比較的安定している患者さんが対象です。様々な患者教育、患者間の相互作用による効果的な支援を行っています。身体面の援助・SST(地域生活技能訓練)を行い、地域生活に向けてセルフケアの向上を目指し退院支援を行っています。グループリビング様式の10人単位のユニットで、より社会生活に即した環境を提供しています。
集中治療病棟
【看護配置10:1※】 4床室2室、個室27室、観察個室4室、保護室6室
45床(閉鎖病棟)
急性期の患者さんを受け入れ、早期の社会復帰を目指しています。措置入院患者さんに対してガイドラインパスを使用するなど、地域と連携して地域移行を支援しています。患者さんの安全・安心と保護を保証し、症状の緩和と安定に向けてチーム医療の充実を図りながら個別ケアを行っています。
多機能病棟
【看護配置15:1※】 4床室6室、個室21室、観察個室4室、保護室6室
55床(閉鎖病棟)
急性期を経て入院治療継続が必要な患者さんが中心で看護必要度は高いのが特徴です。社会復帰への準備期間としてのケアから、入院が長期化している患者さんへの対応をしています。日常生活に介助を必要とする患者さん、高齢の患者さん、身体合併症を有し、身体的治療が必要な患者さんのケアを行っています。
若松病棟
【看護配置10:1※】 4床室4室、2床室2室、個室4室、観察個室2室
42床(開放病棟)
うち26床は、児童・思春期病棟として小・中学校の児童・生徒が対象です。発達段階での課題を抱えた児童・生徒への支援を行っています。若松分校(小・中学校)を併設し、通学支援を行いながら日々の看護を通してラポール形成に努めると共に、医療と教育が連携して成長を支援しています。家族に対しては、個別にテーマを決め、体験や経験を共有する場を提供しています。