島根県立こころの医療センター

TOPICS

2023.8.28

システムダウンリハーサル

電子カルテシステムに障害が起きた(システムダウン)時に一連の診療業務を円滑に実施できることを確認するためにシステムダウンリハーサルを行いました。
今回は5つの診療パターンを想定し、システムダウン発生時、「情報システムダウン対策マニュアル」に沿った適切な対応ができるのか、紙カルテの運用が正しく行えるのか、リハーサルを通じて検証を行いました。

総合受付では、紙カルテ運用時の診察の流れを患者さん(ビブス着用)に説明します。

職員には、患者さんへの的確な説明とトリアージが求められます。

医師は、ダウン時専用のツールを用いて患者さんを呼び込み、診療を行います。
(今回のリハーサルは、ダウン時専用のツールが使用可能な状況を想定)

迅速な対応と患者さんへの声掛けが混乱を避けることにもつながります。

電子カルテシステムが使用できないため、医師は診療内容を紙カルテに記載します。

リハーサルには、本番さながらダミーの診察券、保険証、外来基本カード、処方箋及び薬袋を使用します。

システムダウンは、病院機能の突然の運用麻痺をもたらします。

システムダウンは、発生しないに越したことはないのですが、万が一の場合に備え、当院では病院をあげての危機管理として定期的にリハーサルを行っています。

今後ともご理解とご協力をいただきますようお願いします。