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11月24日に岡山県で行われた令和5年度中国地区DMAT連絡協議会実働訓練にDPAT隊として参加しました。本訓練は、岡山県内で広範囲な風水害が発生した場合に、迅速・効果的な広域災害医療体制が確保できるよう、中国地区5県のDMAT及び関係機関が合同訓練を実施し、綿密な連携強化を図る目的で実施されました。

大型台風による風水害で、各地で停電、断水等が発生し、停電復旧までに1～2日程度かかる訓練想定で、各県から計6隊のDPATが訓練に参加していました。当院DPATは岡山県庁にて現地の行政職員と協力し、調整本部を運営し、岡山県内のEMIS未入力の（22病院中）2カ所の精神科病院へのDPAT派遣、被災病院からの患者移送指示、2次診察医がみつからない措置入院の症例への対応などのミッションを行いました。行政、DMAT、DHEAT、災害時小児周産期リエゾン、赤十字、医師会、災害医療コーディネーター、災害薬事コーディネーターなど横の連携も行いながら、被災精神科病院の救済ミッションに取り組み、いい経験を積むことができました。